DIGITAL POLICY

デジタル活用

デジタル技術は、当社事業展開において、重要な要素となっております。 2009年の創業以来、システム、Web、メールシステム等デジタル技術の活用によって、ノベルティバッグ通販事業という、 差別化の難しい業界において、コスト面、スピード面での競争力を発揮し、市場からの評価を獲得、シェアを拡大してまいりました。 当社調べでは、2012年以降、ノベルティバッグのネット通販市場においては、日本シェアNo.1を維持し続けております。 これも、新たなデジタル技術を習得し、常に作業品質、効率を改善し続けた結果であると認識しております。
2014年からの印刷等生産工程の内製化により、会社として製造業化してからも、営業と生産の情報連携、受注処理業務の精度向上、 効率向上にデジタル技術をフル活用しております。
結果として、製造部門単体でも、品質面、コスト面、スピード面に置いて、競争力あるビジネスに成長しております。

さらに、2019年からは、3DCGを活用したデザインシステムの開発を開始。 情報システム、Web、CG技術を組み合わせた、独自のVR、ARサービスを完成させ、市場に提供しております。
アパレル、家具、雑貨、グッズ業界等、広く市場で活用していただいております。

今後においても、既存ビジネスの成長、発展、また、新しいビジネスの展開においても、デジタル技術を有効に活用し、 競争力あるサービスを提供、社会に貢献してまいりたいと思っております。

当社は、『マスカスタマイゼーション』をミッションとして掲げております。 これは、市場にできるだけ近いところで、多種多様な仕様の商品を、小ロット短納期で受注生産して納品する、 という、大量生産、大量在庫販売とは対極にある生産販売方式です。
嗜好の多様化という社会の流れ、大量生産/大量廃棄による資源、エネルギー浪費という問題に対応できる、 社会要望に合致した、環境にやさしいビジネスモデルです。

『マスカスタマイゼーション』の確立には、以下の２つの大きな課題があります。

① 受注生産は、通常、受注内容、仕様確定までのプロセスで、労力、時間を要すること。
② 多品種小ロット生産は、通常は非常に高コストになってしまうこと。

①に対しては、デジタル技術を活用し、自動化、省人化を行ってまいります。 価格、仕様、納期、などの情報が、すぐにWebで確認できる。仕上がりのイメージが、サンプルを製作せずに確認できる。 これらは、情報システム、Web、CGの技術により、ある程度実現することができます。

②においては、小ロット生産用設備を導入し、１ヵ所の工場で、多数の生産工程が完結できる、マイクロファクトリー化を進めてまいります。 また、営業情報や受注情報を各生産工程とシステムにより連結することにより、コミュニケーションプロセスが大幅に効率化することができます。

これら取り組みにより、『マスカスタマイゼーション』の実現に挑戦してまいります。