SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

SDGsへの取り組み

エーリンクサービスは、『マスカスタマイゼーション実現』をミッション/ビジョンとして設定しています。
マスカスタマイゼーションとは、一般的な大量生産と違い、必要な時に、必要な数量だけ、受注生産で製造する仕組みです。特にアパレルなどで問題化している、売れ残り商品の廃棄が削減できる他、通常の生産と比較し、材料、仕掛品の移動が少なく、消費者への流通経路が短くなり、物流で消費されるエネルギーを削減することができます。また、店舗、倉庫などで保管される流通在庫も削減されることから、材料資源、エネルギー資源の有効活用に繋がる、地球にやさしい生産、流通形態ということができます。
また、エーリンクサービスでは、マスカスタマイゼーションの実現の大きなポイントとして、CG、Webデザインシステムによる、お客様とのコミュニケーションの簡素化、効率化を進めております。従来であれば、店舗や会社に何度も来訪いただいて打ち合わせをしたり、サンプルを何度も製作したりすることが多いのですが、このCG、Webデザインシステムの活用により、人の移動、サンプル製作を大幅に削減できる事となります。これにより、移動でのエネルギー消費、サンプル製作での材料資源、製造エネルギーの消費が抑えられることになります。
エーリンクサービスは、このマスカスタマイゼーション実現に向けての活動を通じ、資源の有効活用、エネルギーの有効活用という点で、持続可能な社会の実現に貢献します。

エーリンクサービスが行っているマスカスタマイゼーションの取り組みとして、テキスタイルへの印刷工程があります。従来のテキスタイルの大量生産では、柄付けに染色が多く利用されておりましたが、エーリンクサービスでの柄付けは、手作業での捺染印刷、デジタル印刷が多用されております。従来の染色工程では、染色液や洗浄水の廃棄が不可欠であり、廃水が大量に発生することになります。特に、アジア諸国での染色工程では、充分な廃水処理が行われずに廃棄されるケースが多く、それによる水質汚濁、海水汚染が大きな問題となっています。一方、エーリンクサービスで多く行われる捺染印刷、デジタル印刷では、染色と比較し、わずかな廃水しか発生いたしません。これにより、最終的には海に流れ込む工業廃水を大幅に削減できる取り組みという事ができると思います。
この活動を通じ、安全な水の確保、海の豊かさの保全に貢献します。

2020年7月現在、エーリンクサービスの従業員56名のうち、女性が42名となり、75%を占めております。
また、11名の役職者のうち、5名が女性となっております。募集、採用の際、また、役職者を決める場合は、特に性別を意識しているわけではなく、結果的にこの数字になっている、というのが実際のところです。エーリンクサービスは、今後もジェンダー平等の実現に取り組んでまいります。